お葬式の資格である葬祭ディレクター

普段の生活では、なかなかお葬式の知識は身につくものではありません。毎日のように接していれば、自然と身につくようになりますが、これは業界の人しかありえない部分です。知識だけではなく、技術的にもいろいろなものを持っていなければ、お葬式はうまくいきません。自分たちで身につけていないのであれば、知識を持っている人をうまく活用していくことがポイントになるでしょう。

葬儀社を選ぶうえで、担当者を見ただけは簡単にどんな葬儀社なのか判断できるものではありません。そこで、葬祭ディレクターという資格があります。民間資格ではありますが、厚生労働大臣が認定する資格です。2つの組織が代表的なところになりますが、協力して作り上げた資格になります。すべての葬儀社がこの2つに集約されるわけではありませんが、重要な役割を持っていることは見えてくるでしょう。

お葬式を取り仕切る葬儀社には、何も資格がいりません。開業するのに許可も取る必要がない状態です。葬祭ディレクターに関しても、義務化されているものは何もないのが現状ですが、取得するところに意味が出てきます。能力を測る基準として存在するため、そのレベルまでは担保されることになるでしょう。取得をすすめたことが、良いか悪いかといったことにつながるわけではありません。ですが、信用されるように努力して取得したことは理解できるはずです。企業としての努力の結論であることがポイントになってきます。

利用する側から考えれば、お葬式に関する知識が深いスタッフが在籍しているかどうか判断できる、選択材料の一つになるでしょう。社葬レベルまで知識があると証明されている1級と個人葬の2級ということだけでも覚えておけば、任せられる人かどうかの基準のひとつに使うことができます。実技試験もおこなわれることが特徴で、幕張り装飾といったことも内容になっているのですから、実際の現場での能力になるでしょう。司会や接客まで試験に含まれていることも知れば、取得することの意味がわかるはずです。適切な対応ができるか、少なくても学んできたことが資格に表れる以上、まずきっかけのひとつになることを理解しておくといいでしょう。